※※産後の異変③※※
※※産後の異変③※※
そして,一番自分をおいつめたのが母乳育児だった。産後数年たった今でも結構はっきりと思い出せるほど,こだわりがあった。
母乳指導を全くと言っていいほど受けてこなかった私。
そして勉強もしてこなかった私。
通院中の前期母親教室では定員オーバーで受けられず。
入院中の指導では,廊下にある体重計で計測してから個室に戻り→授乳→体重計で測る。の繰り返しだった。そして出た数値を見て,月齢に足りていればそのまま。足りていなければミルクを足すとの指導だった。
ちなみに産まれた1日後は1回の授乳で10ml。
2日目は1回の授乳で20ml。
3日目は1回の授乳で30ml。
4日目は1回の授乳で40ml。
5日目は1回の授乳で50ml。
というように1日で10mlずつ増えていき,一週間で70ml。1週間以降は1回80ml~120mlが必要な母乳量となる。
そんなことも知らなかったから,まず自分で勘違いしたことは・・・。
↑ミルク缶の上蓋に記載されているこの量。
生後二週間の時点で授乳回数のところを見て,
1日に7~8回の授乳ということは,3時間ほどで1回。
1回の授乳で120mlでないといけないと勝手に思い込んでいた。
友達からもらった体重計にまず赤ちゃんを乗せて,計測。
そこから授乳してまた計測。120mlもでていない。
そして赤ちゃんは泣く。→足りないからミルクを足すの繰り返し。
でも,3時間あいても赤ちゃんは起きない。起こすべき?それとも寝かすべき?
ネットで調べても寝かしてOKという意見と3時間で起こすという意見があって分からない。3時間で起こしても,全然飲まない。どうしてだろう?
あとから分かったことだけど,
この上蓋に記載されている量は多めに書かれているらしい。
そしてミルクは母乳に比べて消化が悪い(はらもちがいい)。→マックス量をあげるとなかなかお腹が減らなくなってしまう。
そして最初から120も毎回でるママは少ない。そのために頻回に授乳して(回数で稼いで)間に合わせることが大事らしい。
でも,その時はそんなことを知らないから,毎回足りない数値にがっかりしていた。
そんな私がたどりついたのは・・・「産後の異変④」に続く。