※※産後鬱にならないために※※
※※産後鬱にならないために※※
昨日は,産後鬱になってしまう人について書いた。
今日は産後鬱にならないために,を書こうと思う。
ざっくり言うと,昨日の項目にあてはまった人は,そうならないような思考の変換をすることが大事。
①適当であれ!
人から言われても,自分で良いと思ったほうでOK。ちょっとぐらい人の言うことを守らなくてもOK。
②言いたいことは言うべし!頼れ!
親や旦那はそれで迷惑なんて思っていないから。頼れるとこは頼れ!
③育児には理想が追いつかないことを思い知れ!
赤ちゃんは満腹になったらすやすや寝る→×
泣いてるのはお腹がすいているから→×
授乳の時間は3時間おき→×
などなど。一応知識はもっておいてもいいけど,そこから外れることの方が多いと肝に銘じておくべし。
④旦那にも任せてみよう!
オムツ替え・お風呂くらいから慣らしていこう。そこから授乳(ミルク),寝かしつけとステップアップを狙え。自分が寝たい時には両親や手伝ってくれる人に助けてもらおう。
⑤他人の評価は気にしない!
他人はそんなにこちらの育児を気にしてない。むしろ赤ちゃんがいていいね,ぐらいなもんだ。
⑥人と比べない!
これ一番やってはいけないよ。
赤ちゃんの体重の増加や,発育の様子,母乳育児かミルク育児か早くしゃべれるようになっているか,歩けるようになっているか,離乳食のすすみは・・・など比べるときりがない。その子はその子。自分の子は自分の子。関係ないのです。
⑦ネットで調べない!
産後はホルモンのバランスでただでさえ,情緒が不安定になってしまうらしい。
特にネットで不安の原因を調べまくる。(例:ミルク育児は母乳育児に比べて風邪をひきやすいとか(←実際はそんなことはない)赤ちゃんの風邪が治らなかったらどうしようとか)
調べたからって,その原因がなくなることはない。安心材料を調べるならOKだけど,不安なことばかり調べないこと。意味なし。実際そこから不安的中になる確率はかなり低い。そして的中しても何とかなるもんだ。
⑧赤ちゃんの生命力を信じろ!
産後に特に強かったのは加害恐怖。加害恐怖の主なものは「赤ちゃんに何かしてしまったらどうしよう。ゆさぶり症候群になったりしたらどうしよう。赤ちゃんが死んじゃったらどうしよう。」と今考えるとおかしな感情が日々ふと沸いてくる。
赤ちゃんは意外と強い。必要以上に心配することはない。(ただ,立っている位置かが落としたりはダメだけど。)ゆさぶり症候群は1秒間にかなりの頻度でゆさぶらなきゃ大丈夫。大丈夫大丈夫,と自分に言い聞かせるのが結構効果的だった。あと,楽観的な家族の誰かに聞くのも効果的だった。
次回は「産後の異変①」