※※※妊娠トラブル その3(血圧)※※※
※※※妊娠トラブル その3(血圧)※※※
尿検査にひっかからないか,びくびくしていた定期検診。
実は,もう1つ悩みの種があった。
それは血圧。
上記の表は,第1子の時のものだ。
妊娠していなくても下が60,上が90台なので,やや低血圧ではあるのだが,
妊娠してから下の血圧がえらい下がってしまった。
ある日下が46になってしまい,少しふらつくので,先生に相談。
でも第1子の産院の先生は,
「上がると妊娠高血圧症候群*になったりするけど,低い分には大丈夫。」
*妊娠高血圧症候群,気になったので調べてみた。
ざっくりいうと,妊娠中にえらい高血圧になってしまい,その結果いろいろなリスクがかかってくる。
リスク①重症化すると子癇(けいれん)発作→脳ヘルニア→最悪帝王切開
リスク②赤ちゃんが産まれる前に胎盤が剥がれおちる可能性が高まる。
(胎盤は赤ちゃんに酸素や栄養分を届けるため,それが機能しなくなると酸素
不足などにより,赤ちゃんの脳などに障害が残る危険性が。ママの母胎にも
出血多量やショック症状などがおきる危険性が高まるそう。
リスク③妊娠後期から産後にかけて血液中の赤血球が壊され,肝機能が悪化,血小板の
減少がおこる。
これは怖い!!確かに高血圧より低血圧のほうがましか!!と思っていたが,ついにある日の検診で,下値28に!!(上も68!)
さすがに先生,何か処置はあるかと思っていたら別室に呼ばれて,手動ポンプでの再検査。結果は30と70。
「んー,僕もこのくらいのことあるからね。大丈夫だよ。」
そうですか。
先生は妊娠してなくてこの値,私は明らかにしんどいけど大丈夫なのか。
(でもこの時期,会う人ほとんどに「顔色真っ白だよ。大丈夫?」と聞かれていたから傍目に見てもよくなかったのでは?)
結局,第1子の病院は初期にあまり血液検査をしてくれなかったように思う。
第2子の病院は変えたため,よく検査してくれたし,実際血圧低い時は貧血気味なことが多くて,結構な割合で,ヘモグロビン濃度が10前後(10.5g/dl以下は貧血という診断)が多くて,鉄剤を処方されたり,鉄剤入りの点滴をしてもらったりした。その結果,出産までにだいぶ落ち着いた。
今思い出しても,第1子の時の診断が正しかったのかが謎。
次回は《※※※※妊娠トラブルその4 逆子※※※※》