※※病院の選び方②※※
※※病院の選び方②※※
産院に紹介された病院でT井先生に診てもらってから1ヶ月と2日。
なかなか治らない症状に焦り始めた私は,ネットで朝晩調べて調べて,なんとなくよさそうなHPのA心のクリニックという病院にたどり着いた。
HPを診るととても先生がよくて,すぐ治りそうな感じに仕上がっている。
そこへ行って,現在他の病院で診てもらっていること,T井先生にはこれらの薬を処方されていることなどを説明した。
話は20分ほどだったと思う。
A先生は「じゃあ今は不安なのと憂鬱なのと気持ち的にどっちが多い?」と聞いた。
・・・微妙だ。
「半分半分に近い感じです。」
A「前の薬が効いてなかったかもだから,鬱系の薬に替えとくね。」
と言って処方されたのはパキシル10mg1錠とマイスリー5mg1錠だった。
パキシルはかなり有名な鬱の薬。
まさに!全ての項目がほぼあてはまるよ!やった!これで治るよ!と内心喜んだ。
パキシルは効く人にはとてもいいみたい。ただし,心配なのは離脱症状。
離脱症状とは?
薬が身体から急になくなることで起きる症状です。薬を減らしてから1~3日ほどで認められることが多いです。めまい・頭痛・吐き気・だるさ・しびれ・耳鳴り・イライラ・不安・不眠・ソワソワ感・シャンビリ感などの症状がみられます。
薬をしばらく継続して使用していくと、身体に薬があることが当たり前になってきます。その状態で薬の量を減らしたり、服用を中止したりすると、身体にいろいろな不調が出てくることがあります。これが離脱症状です。
「めまい・頭痛・吐き気・だるさ・しびれ・耳鳴り」といった身体症状が出ることがあります。「イライラ・不安・不眠・ソワソワ感」といった精神症状がみられることもあります。また、「シャンビリ感」といって、金属音のようなシャンシャンという耳鳴りがし、電気が流れたようにビリビリとしびれた感じがすることがあります。
これらの症状は、SSRIと三環系抗うつ薬では違いがあります。イライラ感といった攻撃性や、シャンビリ感といった脳に衝撃を受けるような感覚、手足のしびれといった感覚異常は、パキシルをはじめとしたSSRIに特徴的です。三環系抗うつ薬にはあまりみられません。
薬を1か月以上服用すると、薬を減らしていく時に、このような離脱症状が認められることがあります。およそ薬が減ってから1~3日くらいしてから認められます。2週間ほどすると落ち着きますが、重症の場合は2~3か月続くこともあります
ということで,沢山の方のブログやHPでも離脱症状が大変だったこと,減薬してもまた再発してパキシルという流れの人も沢山いることなどが分かった。
でも,何でか自分はそんな離脱症状がでる前に治るに違いない,と変な自信をもっていた。(結局は2年以上のみ続けたんだけど。)
そして,A心のクリニックはというと。
最初の初診の時だけは話を聞いてくれたが,だんだんと横柄な態度になってきて,自分とはそりが合わないと感じるように。1時間ほど待って2分くらいの話でえらい料金も高いし。そして,母の友達からパキシルの話を聞いて,ますますAクリニックに行くのが嫌になってしまった。
聞いた内容は。
パキシルは薬価(1錠いくら)がかなり高い。それを処方することで儲かる。病院側にとってはかなりの保険点数稼ぎになるということ。Aクリニックはすぐパキシルをだすということだった。
結局3回A心のクリニックに通って,もとの病院へ戻った。T井先生は「そうだったのですね。お薬を変えてしまったので,このままパキシルで効くまで診ていきましょう。」と淡々と言ってくれた。(もしかしたら怒りまくってた?)
そして,私はこのままT井先生を信用して通院すれば良かったのだが,そこから1ヶ月後。またしてもやってしまうのである。
次は「病院の選び方③」