※※病院の選び方③※※
※※病院の選び方③※※
産院で紹介された病院からA心のクリニックへドクターショッピングをして反省。
もとの病院に戻った私。ここで腰を据えて治療に取り組めば良かったのだけど。
発病して3ヶ月。
産後鬱は早くて1ヶ月過ぎから回復の兆しがみえてくる,という人の言葉を信じていたが,まったく良くならない。
そして,いつこの地獄のような日々が終わるのか,早く終わってほしいという焦りがまたしても,ミスを産む。
産院で産後鬱の疑いがあったすぐ後,ネットでメンタルクリニックを調べまくった。近隣で3ヶ月待ちだったUメンタルクリニックより電話があった。「明後日,予約されたお時間に来てくださいね。」そういえば,3ヶ月前に藁にもすがる思いで予約だけでも,と予約したのをすっかり忘れていた。
行ってダメならまたもとの病院に戻ればいい。
そう考えて,行ってみた。
個人メンタルクリニックは混んでいた。予約の時間+1時間ほど待ち,その後4枚にわたるカウンセリング用紙の○×を選んでいく。
ここの先生は話しをしっかり聞いてくれた。
薬に関しては「あまり薬をかえるのはよくないので,今のままでいきましょう。」との事だったので,パキシル+マイスリーのまま処方された。
ここの病院には3回ほど通ったが,毎回1時間以上は待ったあげく,5分ほどの診断で終わってしまうようになり,結局最初の病院のT井先生のところに戻ったのである。
さすがにT井先生は怒っていた。
「何度も転院するのはよくないですよ。これで最後にしてくださいね。」
そりゃそうだ。ごめんなさい。
結局T井先生に約1年半診てもらった。
先生のいいところはとてもおっとりしているところ。
年齢も近くて,奥さんも子供もいて,育児の大変さを分かった上で話しをしてくれるところ。一度うちの母同伴で来たことがあったが,やはり母にもT井先生の人柄の良さが伝わったようだ。
ところが,通院が3週に一度になった頃,大変なことになった。
T井先生が転勤されるというのだ。。。これは相当なショックだった。
もうすぐで治りそう,減薬も順調だったのに・・・。
後任の先生は女性。40前後であったが,独身だった。そして産後の苦しみを分かってくれるでもなく,私も深くは話さず,どんどん面談時間は短くなっていった。
そしてもう通うのをどうしようか,と思っているうちに第2子を妊娠したのだ。
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