※※産後鬱(6ヶ月~7ヶ月)※※
※※産後鬱(6ヶ月~7ヶ月)※※
夏に出産して,秋,冬と過ぎ,3月。
もうすぐ春になる。
11月から2月まで,何だか体調が良くない日が多く,布団に転がっている日が続く。
特に雨や台風が近づいたりする日は,頭痛と倦怠感がおそってくる。
でも,少しずつではあるけど,赤ちゃんと遊んだり,横で一緒に寝たりできるようになってきた。1日中ずっとは無理だけど。相変わらず,絵本を読んで読んで,時間が過ぎるのを待つ。
睡眠の方はずいぶんと安定してきた。マイスリーを飲みさえすれば,朝まで起きずに眠れるようになってきたのだ。
そんなある日,区の民政から℡があった。
「第一希望の○○保育園ですが,人気で入れそうにないのですが,もし第3希望の▲▲保育園で良ければ今のところ大丈夫そうです。」との事だった。
第一希望の○○保育園は徒歩圏内。モンテッソーリの思想に基づいた教育をしていて,敷地内にデイサービスの建物があるため,お年寄りとの交流が多く,落ち着いているのが魅力だった。しかし,そこは大人気のため,諦めるしかない。
▲▲保育園は,不便なところにあって,地下鉄からは徒歩で20分。車でも家から20分以上はかかる。そして,何より公立保育園ということで古い。築40年以上はたっていると思う。壁は何か黒ずんでるし,いたるところに老朽化のあとがある。でも,そこは全員で80人にも満たない園なので,縦のつながりはすごくあり,調理師さんでも全員の名前を知っているというアットホームさ。それは魅力的だった。
「ぜひ,お願いします!」
3月。役所から通知がきた。入所できることになったのだ。
持ち物説明会に出席すると,意外にもたくさん準備するものがある。
足ふきタオル,手ふきタオル,エプロン,おむつ,おしりふき,ガーゼ,布団,掛け布団などなど。
園の準備をするたび,
「もう1日一緒にいることはないんだな」
「やっと離れてほっとできる。プロに任せたんだから大丈夫。」
「働いているお母さん達に申し訳ない」
「他のママ達からみたらどう思われるだろう」といういろんな気持ちが交錯した。
でもこのまま自分と年老いた両親がみるのは限界がある。保育園に助けてもらうんだ!と気持ちをいれかえてかんがえるようにした。
続きは「※※産後鬱(8ヶ月)保育園入所※※」に。