※※病院の選び方④※※
※※病院の選び方④※※
相性のよいT井先生が転院されたことで,新しい女性の先生になった。
この先生は独身で,産後鬱の話をしてもあまり共感してくれる感じがなく,いつも違和感があった。
だんだん検診にいくペースも減り,1ヶ月に1回ペースになっていった。
そんな折,第2子を妊娠。この時,鬱になってから2年近くたっていた。
私「妊娠したみたいなんですが。。」
先生「そうなんですね。これからどうしますか?」
私「妊娠したので薬はもう飲めないし,ちょっと様子見ます。」
ということで,自分から通院をやめた。
その後,出産まで薬を飲まなくてもなんとかやりすごせた。良かった。
2年のあいだに4人の先生と出会ったが,相性が合ったのは1人。でもラッキーだったと思っている。自分の症状を聞いて薬を処方してもらう。これって嘘やごまかしなく本音で話せる相手でないと難しいと思う。
最初は病院にいって,薬を出してもらいさえすれば(飲みさえすれば),すぐ治ると思っていた。
治らないんだよね。(軽い人は治るかも)
つらいけど,少しずつ少しずつ治っていって,ほんとに”階段をゆっくり一段ずつ昇っていって,ふとうしろを見るとかなり昇ってきたのが分かる”という例えがしっくりくる。
元気だったころはその階段は一気に昇るのが当たり前で,昇ったあとも息切れとかしないことを身体と感覚が覚えているから,それと比べてイライラしたり焦ったりしてしまうんだよね。
でも,治るよ。
大事なのは,「この先生話しやすい,話をよく聞いてくれる。」と思ったらドクターショッピングはやめて,ずっと通院すること。一発逆転はない。
ただ,産後鬱になる人によっては,ずばずば意見を言ってくれる先生がいい人や,話を聞いてくれるだけでいい人,いろんなタイプがいるから,他の人が「この先生いいよ!」という先生が自分に合うとは限らないので,気をつけてね。
あと,一番大事なことは。
できるだけ通院時(初期),旦那さんや身内の方がつきそってあげられると心強い。
何せ,メンタルクリニックや精神科って待っている間も緊張する(雰囲気とか)し,
先生に話しをしている時に,自分の不安をぶちまけてアドバイスをもらう場にいてもらうことで共通の理解ができるから。
実際に私はつきそってもらう時,とても安心していたから。
奥さんが産後鬱で困っている時,何とかしてあげたいと思っているやさしい旦那様,よろしくお願いします。
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