※※※妊娠トラブル その２（尿検査）※※※
※※※妊娠トラブル その２（尿検査）※※※
その２は尿検査（蛋白・糖）について。
妊婦検診っていうのが，初期から中期は１ヶ月に１回ペースで行われる。
その時にだいたいの病院で尿検査や，血圧検査，体重検査をする。時々採血して貧血になってないかも検査する。
その際に何か問題があると，先生や看護士さんに呼ばれる。（←これが緊張する！）
私はいつも尿と血圧，貧血でひっかかっていた。（←ひっかかりすぎだ！）
尿には糖尿とタンパク尿の項目があり，両方ともひっかかっていた。
普段なら全くひっかからないのになぜだろう。
尿蛋白については，あるサイトによると，”妊娠中は血液の量が増え，その分腎臓に負担がかかり，濾過機能が低下する”のだそう。このような理由で蛋白がでやすいらしい。
尿蛋白については±０から＋１ぐらいだったので，そこまで問題はなく，「塩分やタンパク質を控えてね。」程度ですんだ。
問題は，尿糖。これは＋３以上までいってしまった。
体重はつわりで増えてないのになぜだろう？
尿糖も腎臓の機能が低下するとでてくるのは同じだが，困ったのは，あまりの頻度と+++の数値であったこと。まず，妊娠糖尿病が疑われた。この状態が続くと赤ちゃんが大きくなりすぎたり，感染症にかかりやすかったり，母体の意識障害がでたり･･･とにかくやばいのだ。
もちろん言われた通り，食べ物にも気をつけた。といっても，つわりでほとんど食べられないのだし，体重も減る一方だから困る。そこで「ブドウ糖負荷検査しようか。」とのこと 検査には，２種類あるのだが，今回は75gOGTT（空腹時経口ブドウ糖負荷検査）を実施。前日夜１０時から朝９時まで飲食禁止。９時にへろへろしながら病院へ
- まずは採血
- 次に炭酸水のようなブドウ糖を７５ｇ一気に１分以内に飲む。げっぷをしてはいけない
- その１時間後に採血
- さらに１時間後に採血
結構めんどくさい。地味に一気飲みがきつい。げっぷがでそうで我慢。（←失礼）そしてつわりがひどくて待つのがつらい。ソファーで横たわっていたい・・・。結果はその日にはでない。１週間ほどしてまた受診。
血糖値には，基準値というのがあり，空腹時・１時間後・２時間後と標準の値が決められている。それをオーバーしてしまうと妊娠糖尿病と診断されてしまう。
結局出産までに３回も負荷検査を受けた。いづれもぎりセーフだった。
妊娠糖尿病になると，産後も糖尿病にある確率ががっとあがるらしいので要注意。
不思議なことに出産翌日，糖も蛋白もまったくでなくなったのには驚いた。人間の身体ってすごい。
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